8e0efa091:ななしさん 2022/11/17(木) 08:36:45.78
 最先端の半導体開発を掲げる新会社が立ち上がった。国が多額の補助金をつぎ込むという。だが、政府のかけ声と税金頼みで成算が得られるほど、この分野の競争は甘くない。官民の役割分担をはきちがえた政策は、再考すべきだ。

 トヨタ自動車やソニーグループなど国内大手8社が、新会社「ラピダス」を設立した。次世代型のデジタル機器の頭脳にあたるロジック半導体を開発し、27年の国産化を目指すという。

 政府は、700億円の補助金を出すことを決めた。開発後、実際に生産する工場を建設するには、5兆円規模の投資が必要で、兆円単位の国費が追加投入される可能性がある。

 西村康稔経産相は「半導体はデジタル化、脱炭素化を支えるキーテクノロジーで、経済安全保障の観点からも重要性が増している」という。一般論としては理解できるが、「国策」としての目的や実現性には疑問が山積みだ。

 ロジック半導体の競争は熾烈(しれつ)を極める。最先端を走る台湾のTSMCは、今年だけで5兆円を投資する。日本の技術が「10年あるいは20年遅れている」(新会社の小池淳義社長)なか、民間企業が社運をかける姿勢で臨まなければ、遅れを取り戻すのはまず無理だろう。

 ところが、新会社への8社の出資額は計73億円しかない。うち7社が10億円ずつと横並びで、責任の所在もあいまいだ。往年の半導体大国の復活を夢想する政府や自民党議員への「おつきあい」で出資したのが実情ではないのか。

 経産省が主導した国策プロジェクトは多くが頓挫してきた。肝心な企業がこの姿勢では、失敗を繰り返す恐れが強い。

 企業側が及び腰なのは、現実的な使途が見通しにくいからだろう。新会社が手がける最先端の半導体は、主にパソコンやスマートフォン向けだ。しかし、こうした産業の国内生産基盤は既にほぼ失われている。

 経産省は将来の完全自動運転車に必要と主張するが、自動車は安全が最優先で、品質が安定した世代遅れの部品を使うのが一般的だ。

 政府は昨年度補正予算で、TSMCの国内工場誘致などに6千億円を投じた。今年度2次補正案にも半導体関連に1・3兆円を計上した。物価高で国民の暮らしが打撃を受けるなか、円安で潤う大企業を破格に優遇する政策に、納得感は乏しい。

 高齢化による社会保障費の増加で財政は火の車だ。子育て施策や脱炭素投資の財源確保にも四苦八苦している。成算なき事業に湯水のごとく国費を注ぐ余裕はないはずだ。

朝日新聞
2022/11/17 5:00
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15476022.html?iref=sp_rensai_long_16_article




6:ななしさん
>>1
朝日が反対してるってことは日本の政策の方向は間違っていないということ

8:ななしさん
まーた始まった。
よっぽど日本の半導体産業が復活するのが怖いようだな。チョンにとっては(笑)

14:ななしさん
朝日新聞がいらない

20:ななしさん
>>1
韓国に都合悪いって事は分かった

22:ななしさん
イーロンがいなかったら今頃ハッシュタグ工作できてたのに残念だったな

24:ななしさん
いわゆる朝日の反対が正しいってやつね

26:ななしさん
訳「韓国の仕事を奪わないで下さい」

28:ななしさん
廃刊こそが本当の謝罪

30:ななしさん
アサヒが言うなら成功間違いなし

35:ななしさん
朝日の主張と逆が正解。

42:ななしさん
朝日が反対なら安心だな

44:ななしさん
新聞の軽減税率のほうが無駄

49:ななしさん
韓黒面に堕ちてて草