調査対象となったのは世界87カ国。約1万7000人の回答者が、10のカテゴリーに分類された73の観点から、各国を点数付けした(カテゴリーは「旅」「先進性」「文化的影響力」「起業」「伝統」「柔軟性」「ビジネス」「国力」「生活の質」「社会的目的」)。
10位までの順位と得点は以下の通り。日本は95.1点を獲得し、6位となった。
1. スイス(100点)
2. カナダ(99.3点)
3. スウェーデン(98.9点)
4. オーストラリア(97.6点)
5. アメリカ(96.4点)
6. 日本(95.1点)
7. ドイツ(94.8点)
8. ニュージーランド(92.6点)
9. イギリス(92.4点)
10. オランダ(90.2点)
16. シンガポール
20. 中国
21. 韓国
10のカテゴリーのうち、日本が最も高く評価されたのは「起業」で、95.2点を獲得し、3位に選ばれた。このカテゴリーの評価項目は、「革新性」「教育の浸透度」「労働技能の習熟度」「テクノロジー分野の専門性」「デジタル環境」「対外関係」などだ。
また「先進性」カテゴリーでは、「進歩性」「モダニティ」「適応性」といった観点で評価され、86.3点で6位となった。さらに「文化的影響力」カテゴリーでは、80.8点で5位を獲得。エンターテインメント分野における存在感が高く評価されたほか、「ファッショナブル」「モダン」「流行」といった観点も加味された。
逆に改善の余地が残されているカテゴリーは「社会的目的」で、スコアは29.2点だった。このカテゴリーには、「環境への配慮」「人権」「気候変動への対応」「ジェンダー平等」といった観点が含まれている。
ランキングの詳細は、公式ウェブサイトから確認してほしい。
https://www.usnews.com/news/best-countries/rankings
https://article.yahoo.co.jp/detail/84943fc4112625f6714bda3bd085dfcb3856b7fe