観光庁によりますと、今年7月から9月の訪日外国人の消費額は1兆3904億円でした。
2010年4月の調査開始以来、過去最高で、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年4月から6月の1兆2673億円を上回りました。
宿泊日数が増えたほか、円安や物価上昇などが影響したとみられます。
今年1月からの消費額は約3.6兆円で、年間消費額は政府が目標とする過去最高の5兆円を上回る可能性があります。
また、日本政府観光局によりますと、9月の訪日外国人の数は218万人余りで、4カ月連続で200万人を超えました。
全体の回復率は96.1%と新型コロナ以降で初めて9割を超え、中国を除くと127.8%でした。
調査した国や地域の半数以上で1964年の統計開始以来、9月の過去最高だったほか、メキシコは単月の過去最高でした。
一方、中国からの旅行者は2019年の約4割にとどまっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/922f66f2859bbc374f507d10bcd136889b4b767f