
起訴状などによると、5人は何者かと共謀。昨年12月6~7日、韓国・釜山港と下関市の下関港を結ぶフェリー内の客室で、会社役員の男が韓国籍の男から金塊30個(約30キロ)を受け取り、乗船させていた活魚運搬車内に隠して無許可で輸入したとしている。5人は昨年12月28日に関税法違反で起訴され、日本人4人は輸入時にかかる消費税の納付を免れたとして消費税法違反などにも問われている。
日本人4人は今月6日と9日の初公判でそれぞれ、起訴事実を認めた。韓国側の男は「(会社役員の男が)税関で手続きをすると思っていた」と無罪を主張した。
冒頭陳述によると、金塊が15個ずつ入ったバッグ2個を、活魚運搬車の助手席に置いた細工済みの機器内に隠し、下関港の税関では積み荷のアナゴのみ輸入許可を受けた。その後、近くの岸壁で会社役員の男が日本人の被告にバッグを渡しているのを、門司税関職員が確認したという。
検察側は、一部の被告が昨年6月からフェリーを使った同様の手口で密輸を繰り返したと指摘した。日本人の1人が新幹線で東京に運ぶ役割で、数十万円の報酬を得た被告もいたとしている。
コロナ5類移行後、金密輸摘発増加
財務省によると、全国の税関が2023年に摘発した金地金密輸件数は218件(押収量268キロ)で、22年の9件(同135キロ)の24倍に増えた。同省は昨年5月にコロナが感染症法上の5類に移行して海外との往来が増えたほか、金相場がコロナ禍前の19年の2倍に高騰していることが背景にあるとみている。
金塊の密輸は、輸入時の消費税納付を免れ、国内で買い取り業者らに消費税を上乗せして売ることで「利ざや」を得るのが目的とされる。摘発件数は税率が5%から8%に上がった14年以降に増え、17年は過去最多の1347件。コロナが流行した20年は51件、21年は5件だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240225-OYT1T50041/
26:ななしさん
朝鮮人を入国禁止にしよう ( ^ω^ )