【動画】マウンド上で振りかぶった後18秒間ダンス→ワンバン投球で捕手後逸
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イ・スンフンはこの日、ロッテ・ジャイアンツのファンであることを明かし、始球式のマウンドに上がった。イ・スンフンは「ロッテのWINNERが来ました。勝利、ジャイアンツ、声を上げよう」と叫び、ムードを盛り上げた。その後、一度投球ポーズをしたかと思うと突然音楽に合わせて踊り始めた。球場に流れるイ・スンフンのソロ曲『MY TYPE』に合わせたダンスは、およそ18秒間続いた。その間、捕手の孫晟賓(ソン・ソンビン)は捕球の姿勢で待っていたが、ボールが飛んでくることはなく、パフォーマンス後にイ・スンフンが投げたボールはホームプレートに当たって高くバウンドしたため、孫晟賓は後逸してしまった。
この場面はイ・スンフンのインスタグラムにもアップされた。イ・スンフンは動画に「First pitch」というコメントと「#ロッテジャイアンツ」というハッシュタグを付けた。
この始球式を巡っては、「試合の流れと選手の集中力を阻害する」という批判が起きた。慎重にマウンドに上がる他の始球式ゲストと比較するようなコメントもあった。
「始球式は時間を長く掛けると喜ばれない」などの反応が見られた。
「マウンドが荒れただろうから、地面をならしてから降りてこいよ」
「サッカーで言えば、キックインセレモニーで男性アイドルが芝を蹴り散らしながらボールをキックするようなものだ」
「捕手は待ちくたびれてイライラしたんじゃないか」
「あんなことしてロッテが負けたら罵倒されるぞ」
「ピッチングだけでもちゃんとしていれば問題にならなかっただろうに」
韓国野球委員会(KBO)には、始球式を問題視した一部のファンから「試合の流れを妨害する不適切な始球式が行われないよう、対策を講じてほしい」と苦情が寄せられた。特に、この日はロッテが0-7でハンファに敗れたため、否定的な見方が一層強まったようだ。
一方、ユニークなパフォーマンスを準備したイ・スンフンを好意的に評価する声もあった。実際に動画を見ると、イ・スンフンがダンスを踊っている間、観客席からは歓声が上がっていた。
「私は1億ウォン(約1100万円)もらってもできないと思う。すごいよ」などの反応が出ていた。
「まさにイベントだった。ショーはショーとして見ようよ」
「始球式のおかげでムードが一気に盛り上がった」
「いつもと違う始球式だから面白いと思うけどね」
「ああいうのをやってほしくて芸能人を始球式に呼んでるんじゃないの?」
「ロッテが負けたから、罪のない始球式ゲストに八つ当たりしてる」
「あの程度でマウンドが荒れたなんていうのは強引だ」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/08/30/2024083080056.html
始球式に臨んだタレント・鈴木奈々がマウンド上で「行きまーす!」を6回連呼しながらも一向に投げず、場内から「はやくやれー」「やれやれー」「何してんだ、はやくやれよー」の野次が飛び交い、プレイボールを約4分遅延させた事件だ。
本塁後方で見守った楽天のマスコット=スイッチが自らの左手首を何度も指差しながら巻きの進行を促した愛敬あるジェスチャーが記憶に焼き付いたあのハプニングである。
その後、パリーグTVのYoutubeチャンネルに「どこで!? いつ!? どうやって!? 投げそうで投げない始球式」としてアップされた動画は現在110万再生回数を突破する炎上案件になってしまった。
火に油を注いだのは、当時の気象条件だった。今日の仙台地方は最高気温17度と予報されているが、昨年は12時時点で気温7度にとどまる大変肌寒い1日だった。