多和田葉子
閻 連科(エン・レンカ)(中国)
残 雪(ザン・セツ)(中国)
黄 晳暎(ファン・ソギョン)(韓国)
【評価】韓国で最も大切な重鎮作家の一人。17世紀の李氏朝鮮時代に旅芸人の子どもとして育てられ、義賊となった男などを描く歴史大河小説『張吉山』のほか、『懐かしの庭』『客人』『武器の影』などの作品がある。海外に翻訳された小説や、映像化されたものも多い。『パリデギ 脱北少女の物語』は、韓国国内でベストセラーとなった。
【経歴】1943年、現在の中国・長春生まれ。子どものとき北朝鮮から韓国に移住した。70年、短編小説『塔』で作家活動を始める。韓国の民主化運動に関わり、民主化後も北朝鮮を訪問し、国家保安法違反で手配されてベルリンとニューヨークで亡命生活を送り、投獄されるなど、韓国の現代史と伴走するように苦難を味わいながら、執筆を続ける。
高 銀(コ・ウン)(韓国)
【評価】韓国を代表する詩人。2000年の韓国と北朝鮮の南北会談の際に、当時の金大中大統領に同行し、詩を朗読したこともある。日本の詩人たちとの交流も深い。しかし、18年ごろに韓国で広がった「Me Too運動」で厳しい告発を受け、韓国初のノーベル文学賞の受賞からは、すでに遠のいたという見方もある。
【経歴】1933年、日本が朝鮮半島を統治していた時代の全羅北道生まれ。朝鮮戦争の際に、悲惨な現場を見て精神的混乱に陥る。その後、出家して僧侶となったが、 還俗 し、民主化運動に関わる。投獄や拷問なども経験した。詩人の吉増剛造さんとの共著に『「アジア」の渚で』。藤原書店から『高銀詩選集 いま、君に詩が来たのか』が刊行されている。
リュドミラ・ウリツカヤ(ロシア)
ミハイル・シーシキン(ロシア)
ミシェル・ウエルベック(フランス)
ミルチャ・カルタレスク(ルーマニア)
サルマン・ラシュディ(イギリス)
ダーチャ・マライーニ(イタリア)
セース・ノーテボーム(オランダ)
マーガレット・アトウッド
アン・カーソン(カナダ)
ジョイス・キャロル・オーツ(アメリカ)
ドン・デリーロ(アメリカ)
北 島(ベイ・ダオ)(アメリカ)
トマス・ピンチョン(アメリカ)
ジャメイカ・キンケイド(アメリカ)
グギ・ワ・ジオンゴ(ケニア)
アドニス(シリア)
セサル・アイラ(アルゼンチン)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20241001-OYT1T50073/
2:ななしさん