報道によると、今月2日に同海域で中国漁船が転覆し、9人が行方不明となった。7日までに2人の乗組員が発見されたが、いずれも死亡が確認されたという。
漁船の転覆について、当初、「他の船と衝突した後に転覆した可能性がある。具体的な状況については調査中」と伝えられていたが、ネット上では「日本の船にぶつかられた」との情報が出回り、「日本の船はわざとやったのだ!」「また日本がけんかを売ってきた。『日本』の二文字を見るだけでうんざりだ」「倭寇を絶対に許すな!」「空母『遼寧』を出撃させよ!」といった声があふれた。
その後、CCTVが「同漁船が日本の船にぶつかられたという情報が流れているが、事実ではない」と否定する報道を行った。中国では今年6月と9月に相次いで日本人が襲撃される事件が起きており、その背景としてSNS上の反日言論を放置していたと指摘されていることから、反日感情の高まりを危惧したと見られる。
ネット上では「デマを流した者に責任を取らせよ」「日本と言えばトラフィックを稼げると思ってるからな」「まずは原因究明を」といった声が出てはいるものの、「デマだと?国の内部にも日本が浸透してきているのではないか」と陰謀論を唱える声も。また、「事実ではない」と否定する報道よりも元の偽情報の方が注目を集める状況となっている。
https://www.recordchina.co.jp/b943416-s25-c30-d0052.html
特亜しぐさ