2024年12月8日 午前10:05
NH投資証券、コスピの週間予測範囲を2420~2550と発表
「政治的な不確実性が大きく、弱気相場が展開される見込み」
中国関連株に注目…景気刺激策発表への期待
緊急戒厳令が弾劾対立政局へと発展し、政治的混乱が増大
証券業界では不確実性の影響で、今週(9日~13日)も韓国株式市場が弱含むと予測されている。年末を前に譲渡税回避を目的とした売りが相次ぎ、下落幅はさらに大きくなる見通しだ。また、ドナルド・トランプ次期米大統領に関連する不確実性も依然として残っている。
8日、韓国取引所によると、コスピは先週(2日~6日)、前週比1.13%下落し、2428.16で取引を終えた。前日、ユン大統領に対する国会の弾劾訴追案の採決は、定足数不足で否決された。これは与党「国民の力」議員の多数が採決に欠席したためである。国民の力のハン・ドンフン代表は「秩序ある退陣」を推進する立場を明らかにしたが、最大野党「共に民主党」は大統領の弾劾を強行する構えだ。
一方、米国の経済メディア「フォーブス」は、「ユン・ソクヨル大統領の自己中心的な戒厳令事態の代償を、韓国の5100万人の国民が徐々に支払うことになるだろう」と報じ、大統領が「コリアディスカウント」(韓国株式市場の低評価)を証明したと批判した。さらに、「戒厳事態が韓国経済に与える影響は限定的」というチェ・サンモク経済副首相の意見が正しい可能性もあるが、中国経済の減速や米国の政権交代など困難な状況に直面する韓国が、今回の戒厳事態により政治的麻痺状態に適切に対応できない可能性が高まっていると指摘した。
弾劾政局の余波、今週も株式市場を飲み込む見通し
証券業界では、弾劾関連の政治問題が短期間で解決する可能性は低いため、今週も戒厳事態の余波が株式市場を圧迫するとの見方が強い。サンサンイン証券のファン・ジュノ研究員は、「緊急戒厳令以降、外国人投資家の流出が進んでおり、国内株式市場への下押し圧力が高まっている」と述べた。また、「現在、韓国経済全体の基礎体力が弱まっている中で、弾劾政局に突入すれば、金融、エンタメ、防衛産業、原子力関連テーマを中心に下落が予想される」と指摘した。以下略
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2:ななしさん