
【記者】中国政府は昨年11月、日本を含む複数の国を対象に30日間の一方的な査証(ビザ)免除政策を試験的に導入することを発表した。これは日本人の訪中増加につながるか。
【呉大使】両国の民間における相互訪問・交流の拡大が相互理解を増進し、民心の通じ合いを深める最も直接的かつ効果的な方法であることは間違いない。昨年11月、中国政府は日本に対する一方的なビザ免除政策を試験的に導入すると発表した。この政策を日本各界は幅広く歓迎した。
より多くの日本の方々が中国に旅行に行き、開放的かつ文明的で安全な中国を自らの目と耳で感じること、そして客観的かつリアルで立体的な中国を日本社会に伝えることを歓迎する。これと同時に、日本政府に対して、相互主義と互恵の原則に基づき、中日間の双方向の人的往来を円滑化する適切な措置を打ち出し、日本に滞在する中国国民や中国人観光客の合法的な権利・利益をしっかりと保護するよう引き続き促すものだ。両国民の交流と連動が増えていくに従い、中日関係の社会的・民意的基盤が不断に改善していくことを希望する。
人民網日本語版 2025年3月14日(金) 11時30分
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