
李さんは戦時中、日鉄釜石製鉄所に動員された。賠償請求訴訟は2018年、韓国最高裁で勝訴が確定したが、日鉄は賠償に応じていない。昌煥さんらは元徴用工訴訟で敗訴した日鉄と三菱重工本社を訪れたが、担当者は応対しなかった。
集会で昌煥さんは「植民地支配と侵略戦争の結果、日韓の長い絆に亀裂が生じた。回復には、政府と企業の心からの謝罪が必要だ」と述べた。
韓国政府は、政府傘下の財団が賠償を肩代わりする解決策を出した。来日した支援団体「民族問題研究所」の金英丸さんは「日本企業から賠償を受け取らない屈辱外交だった。生存する原告はほとんどおらず、遺族も高齢。受け取るか受け取らないかで遺族に分断も生じた」と問題視した。
4/11(金) 18:45配信
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