
中国共産党機関紙・人民日報系「環球時報」は16日、自社の公式SNSアカウントに「呆れた!韓国企業が餃子の形に関する特許を申請した」というタイトルの投稿を掲載し、CJ第一製糖の餃子特許取得に関する内容を紹介した。
CJ第一製糖は今月8日、米特許庁からビビゴ餃子に関する特許を取得した。特許の対象は「二重の縞模様が繰り返される形状」で、特許の保護期間は15年間。このデザインは、大量生産時に発生しやすい餃子の端の破れを最小限に抑える効果があるとされている。
しかし、この特許取得を巡って環球時報は鋭い反応を示した。また、一部のネットユーザーは「なぜ韓国企業が中国の伝統料理に特許を出すのか」「韓国がまた我々の文化を盗んだ」「今後、中国企業が米国で餃子を売るには韓国企業にロイヤリティを支払わなければならないかもしれない」などの反応を見せている。
これに対し、CJ第一製糖側は「細い2本の縞模様が繰り返される形状を特徴とする餃子のデザイン特許」であり、「餃子カテゴリー全体に関するものではない」と説明した。
ビビゴ餃子は、CJ第一製糖の北米市場における主力製品だ。CJ第一製糖は2010年に米国市場に進出した後、米国人に親しみのある「ダンプリング(Dumpling)」という名称ではなく、韓国語の「マンドゥ(Mandu)」という名称で市場を開拓してきた。CJ第一製糖のビビゴ餃子は、昨年の米国市場で41%のシェアを記録し1位を占めた。前年比で3.5ポイント上昇し、人気が引き続き高まっている。
一部の中国メディアでは、餃子関連事業で今後、中国企業が米国市場に進出する際、法的な争いが発生する可能性があるという懸念も示している。
中国・河南省のテレビ系列「大象新聞」は「(CJ第一製糖側は)時計回りに包まれた14〜16個の螺旋状のひだなど、餃子のデザイン的特性を具体的に規定した。それにより、同じデザインの中国の餃子は、米国で特許法上の権利侵害問題に巻き込まれる可能性がある」と指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aefb9764308d2fcf30fcc26d170389797b63afb
*関連スレ
【中共メディア】 韓国企業、餃子の外観の特許を米国で取得 [4/19]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1745036331/
餃子の起源は中国の東漢時代(約1800年前)で、医聖・張仲景が冬至に貧民へ配った薬膳スープ「娇耳」が原型。肉や野菜を小麦粉の皮で包み煮た料理で、後に焼き餃子や水餃子に発展した。
日本へは奈良時代(8世紀)に仏教や中国文化と共に伝来。宮廷や寺院で食されたが、広く普及したのは戦後の昭和期。中国からの帰国者や屋台文化により焼き餃子が人気となり、宇都宮や浜松で独自の食文化が根付いた。
韓国へは14世紀の高麗時代に中国から伝わり、宮廷料理として始まった。後に民間にも広がり、キムチや豆腐を具にしたマンドゥが誕生。蒸し・焼き・茹でなど多様な調理法が生まれ、祭事や祝い事で親しまれた。
日韓への伝来は交易や文化交流を通じて進み、各地域の食材や食文化に応じて独自の餃子が発展した。
gensen_2ch
が
しました