
長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は2012年10月に対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれました。
その後、仏像はかつて略奪されたものだと所有権を主張した韓国・浮石寺との裁判を経て、観音寺に所有権があることが認められました。
今年1月に観音寺への返還手続きが行われ、10日、観音寺側に引き渡されることになっています。
◆観音寺(対馬市) 田中節孝 前住職(9日、福岡空港)
「ずっと待ち続けてましたから、うれしいんですけどね。手元にこないと本当に喜べるかどうか、対馬でお会いできたら返ってきたということになると思います」
前住職は11日に帰国し、返還された仏像は対馬博物館で保管される予定です。
テレビ西日本
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