
G7サミットに(なぜだか)参加できることになった韓国・李在明(イ・ジェミョン)大統領※ですが妄想が捗はかどっているようです。
※韓国外交部の定例記者ブリーフィングの質疑応答によれば2025年06月05日時点では「韓国がG7サミットに参加できる」とは判明していませんでした(カナダの正式な招待国のリストにもありませんでした)。つまり、後から(何とかして)ねじこんだのは確実です。
韓国外交部の報道官は、記者からの「G7首脳会議の公式招待に関して、議長国であるカナダとの間で意思疎通がなされているのか気になります」という質問に対して、
「カナダとは緊密に意思疎通を図っております。ただし、首脳会議の招待などに関しては、議長国であるカナダから公式な発表があるものと考えております」
――と答えているのです(出典:『韓国 外交部』公式サイト「スポークスマン定例説明(06.05)」)。
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は15日のブリーフィングで「G7首脳会議を契機に主要国首脳と協議し、外交・経済・通商の懸案を打開する方法を模索できる」と述べた。勝手に妄想を膨らませるのは韓国人の自由ですが、「できそうもないこと」まで述べています。
⇒参照・引用元:『毎日経済』「반년만에 정상외교 복원…李, 트럼프와 관세협상 전초전 주목」
https://www.mk.co.kr/news/politics/11343205
ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領との会談では、関税と安全保障の問題を議論し、実務交渉に弾みをつける計画だ。かつてのように「立ち話」で終わらなければいいですね。
今年04月に両国政府は、アメリカの相互関税猶予期間が終了する07月08日までに「07月パッケージ(July Package)」を導き出すことで合意したためである。
両国は、
①関税・非関税措置、
②経済・安全保障、
③投資協力、
④為替政策の4分野に議題を絞ることにした。
在韓米軍の防衛費分担問題が議論のテーブルに上がる可能性もある。
首脳会談を通じて実務交渉に力を与えるというのが、李在明(イ・ジェミョン)大統領の構想だ。ー中略ー
トランプ大統領のスケジュールなど、あらかじめ分単位で決まっているはずですから、(慌ててねじこんであろう)李在明(イ・ジェミョン)さんとの会談など実現可能なのでしょうか。 (中略)
韓国の大統領室は、また伝統芸の「出待ち」でもするつもりなのでしょうか。
「会談はねーよって言ってるだろ」というのに、文在寅は安倍晋三首相を近場のソファに座らせ、写真を撮って「はい歓談」とでっち上げたことがあります。
すっかり日米の首脳と会談が行われることになっているのですが、『毎日経済』の記事の「李在明(イ・ジェミョン)大統領の予定」というのを見ると――、
2024年06月16日(韓国時間)――となっています。
出国
2024年06月16日 午後(現地時間)
カナダ・カルガリーでG7招請国との二国間会談
2024年06月16日 夜
G7議長国カナダ主催の公式行事
2024年06月17日 午前
カナダ・ナスキスへ移動
G7公式歓迎式および記念撮影
G7拡大会合への出席および昼食
2024年06月17日 午後
カルガリーへ移動し帰国準備
2024年06月18日 夜(韓国時間)
韓国帰国
特に注目したいのは「カナダ・カルガリーでG7招請国との二国間会談」です。相手国が決まっているなら、予定に書いたはずです。しかし、合衆国と……とか、日本と……といった具体名は全く出ていません。(後略)
2025.06.16
https://money1.jp/archives/150236