政府省庁の中で、報道官は孤独なポストだという。日々、メディアに発表するネタに頭を悩ませなければならない一方で、現場の実務者たちは業務内容を外部に明かすことを嫌がるからだ。このような傾向は、相手があって多数の機密を扱う外交・安保関連の省庁で顕著だ。大統領の報道官を経験したある人物は「話したくない、これはダメだ、というNSCの関係者を捕まえて、毎朝しつこく取材しなければならなかった」と吐露した。その逆も、もどかしいのは同じだった。安保室で働いていた元関係者たちは、ブリーフィングルームの雰囲気がたいてい国内政治に染まっているため、外交懸案の種類によってはメッセージが正確に発信されず残念だと話した。
韓米両国は今年7月、貿易に関して大枠で合意したはずだったが、3カ月が経過した今もこれを明文化できずにいる。そうでなくても同盟の未来が不確実になっているのに「合意文書が必要ないほどうまくいった会談」だという報道官の詭弁(きべん)、「合意には至ったが、米国が言い分を変えた」という政策室長の説明が、不安に油を注いだ。「あらゆる点で合意に至るまで、いかなることも合意したとはいえない」というのが外交の基本中の基本だが、この政府高官たちの口調にはためらいが感じられなかった。一方で国家安保室長による16日のブリーフィングを見ると、トランプ大統領の来韓に関連して「変更の可能性がある」「紹介するにはまだ早い」などと慎重な態度を取り続けている。百パーセント確実ではないことに対して保証書を書いて覆されれば、その責任を取らなければならないからだ。もどかしく見えるが、それが外交で使われる言葉だ。
韓国の交渉団が7月にトランプ大統領と面会した直後、大使館によるブリーフィングでは「至誠天に通ず(真心を持って事に当たれば好結果がもたらされる)」「李在明(イ・ジェミョン)大統領に早く会いたいと言っている」などと自画自賛の言葉が相次いだ。交渉の中核となった長官はラジオに出演し「現代自の会長が、感謝していると述べた」と発言したが、自動車に対する25%という関税爆弾は3カ月たってもそのままだ。関税交渉が難航すればするほど、雰囲気に浮かれた軽々しい言葉や国内向けに発した言葉がブーメランとなって返ってきて、この政権にダメージを与えている。相手国が存在する合意は、それが我々に明らかに有利であったとしても「51対49」ぐらいの感覚で説明するのが正しい。温度を下げ、国民の期待値が高くなり過ぎないよう調節しながら、より戦略的に伝える方法を考えるべきだ。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/25/2025102580011.html
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【関税交渉】 大詰めの交渉にも合意点見いだせず…「成果ない会談」は韓米ともにダメージ [10/29]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1761690631/
田久保と同類
在日 「兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」



















