
李氏は同日午前、慶尚北道慶州(キョンサンプクト・キョンジュ)のファベクコンベンションセンターで、21の加盟国首脳らが出席する中、APEC首脳会議の第1セッションを主宰し、「力を合わせて共栄を実現するという究極の目標の前で、我々は共にできる」と呼びかけた。李氏は、APEC発足以降、加盟国の国内総生産(GDP)は5倍に、貿易量は10倍に増加したと指摘し、「我々が一つにつながり、互いに開放するほど、APEC加盟国は繁栄への道を一歩ずつ進むことができた」と述べた。李氏は同日午後、APEC企業諮問委員会(ABAC)との昼食会でも「協力と連帯を先導し、繁栄の時代を切り開く大韓民国の方向性は明確だ」と強調した。
中国の習近平国家主席は同日の首脳会議で、米国の保護主義を念頭に多国間主義を強調し、「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の設立を提案した。習氏は「多国間貿易体制を共に守らなければならない」とし、「貿易・投資の自由化を継続的に推進し、サプライチェーンの安定性も守っていく」と述べた。
一方、トランプ米大統領に代わって出席したベッセント米財務長官は「トランプ大統領は経済安全保障は国家安全保障であることを明確にした」とし、「サプライチェーンが強く、市場が効率的で、競争が公正であるとき、すべての経済が利益を得る」と述べた。
東亜日報
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